20日のダックス杯（県大会地区予選）では皆さんお疲れ様でした。

　

　開成イーグルス戦では大量失点はしましたが、またしても山北の「ガッツ野球」で３点差までおい上げることができました。やはり「失点がなければ・・・」と思ってしまいますね。

　しかし、ヒットは多くありませんでしたが、走塁で得点につなげることができました。これは山北の強い武器になっていくかもしれません。

　「課題は守備！武器は走塁！」そんな山北のカタチが見えた試合でした。

 

　中井ロイアルズ戦では最終回まではいい試合運びをしていましたが、急に集中力が切れてしまったのか、終わってみればコールド負けとなってしまいました。

　２試合目ということで疲れもあったでしょうが「どんなに疲れていても集中力を切らさず戦い続ける」そのための練習を皆さんは毎回やっていますよ。それがキャッチボール前のランニングです。ランをテキトーにやっていると大事なところでスタミナが切れる選手になってしまいます。

　「手を抜いていい練習なんてない！」ということがわかりますね。

 

　さて、大会２日目を終えた結果は次のとおり。

	大井F	中井R	開成E	開成C	山北C	松田C	ざん定 順位
大井F		●0-6	●1-8		○7-0	●1-9	4位
中井R	○6-0			○5-0	○11-1	●3-6	2位
開成E	○8-1			○4-2	○11-8	○8-3	1位
開成C		●0-5	●2-4		●2-3	○4-1	4位
山北C	●0-7	●1-11	●8-11	○3-2			4位
松田C	○9-1	○6-3	●3-8	●1-4			3位

平成30年5月20日　時点

 

　今の山北の状きょうを正しく理解しましょう。

　現在、山北・開成クラブ・大井が１勝３敗で並んでいます。

　大会最終日は、開成クラブ対大井戦が山北より先に行われますので、勝った方が２勝３敗で先に県大会出場を決めます。よってその後の山北対松田戦の勝敗で次のような結果となります。

　○山北が勝ち→２勝３敗で４位。県大会出場決定！

　●山北が負け→１勝４敗で５位。開成クラブ対大井戦の負けた方とくじ引きで争う。

　このように、松田戦で負けてもすぐに敗退が決まるわけではなく、くじ引きで県大会出場が決まる可能性が残るのです。

 

　では、想像してみましょう。

　例えば松田キャッスルズ戦でリードをうばわれたとします。そのときに皆さんは「あーあ、また負けそう。でも最悪くじ引きがあるからそこで勝てばいいか」と思うでしょうか。

　思いませんよね。そんなチームは当然負けてしまいますし、くじ引きになっても野球の神様に見すてられてしまいます。せいぜい運よく県大会出場を決めても勝ち上がることは絶対にないでしょう。

　勝ち、負け、くじ引き、どんな結果になっても、皆さんが胸をはって帰れるのは、「一生懸命」試合をしたときだけです。どんなに失点してもあきらめず、逆にリードしても油断せず、ずっと集中力全開！フルパワーで試合をしてください。ちびっこもおうえんよろしく！

 

　ちなみに、たいしたことではありませんが、27日の第2試合は山北対松田の試合のみです。

　試合が終わった他のチームやその保護者は表彰式を待っていますので、グリーンテクにいるすべての人がこの最終戦を見ることになります。また、第１試合で負けたチームは何としてもくじ引きにして県大会に出たいので、全力で松田を応援するはずです。

　ね？たいしたことないでしょう。そういう試合になることを知っておくだけでも皆さんの方が有利ですよ。試合までにイメトレしておけばクリアです。

　松田キャッスルズとの最終戦、山北少年野球クラブの選手が一生懸命全力プレーすることに変わりはありません。胸をはって帰りましょう！